
中央アジアって、山も多いけど、実は広大な砂漠地帯もあちこちに広がっているんです。乾燥した気候や強い日差し、砂嵐…まるで映画の世界みたいな光景が実際にあるんですよ。 そして、中央アジアには代表的な砂漠が4つあって、それぞれに独自の地形や歴史的背景があるんです。ここでは、その砂漠たちをしっかりおさえておきましょう。
中央アジアの砂漠って、ただの「砂だらけの場所」じゃないんです。それぞれ成り立ちや環境が異なっていて、そこで営まれてきた人々の暮らしにも大きな影響を与えてきました。
中央アジアの砂漠は、おもにカザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタンにまたがって広がっています。ユーラシア大陸の内陸部に位置していて、海から遠いから乾燥しやすく、雨も少ない。つまり、砂漠ができるのにぴったりの条件がそろってるんですね。
では、ここで注目すべき代表的な4つの砂漠を紹介します!
名前を並べるだけだと覚えにくいかもしれませんが、それぞれちょっとずつ特徴があるので、次の項目で深掘りしていきましょう!
この4つの砂漠、ただの「乾いてる場所」じゃないんです。風景も違えば、人の暮らしや歴史との関わり方もバラバラ。そんな魅力をちょっとのぞいてみましょう。
「カラ」はトルコ語で「黒」、「クム」は「砂」って意味。つまり「黒い砂漠」。でも実際に行ってみると、そんなに黒くないのが面白いポイントです(笑)。この砂漠には有名な「地獄の門(ダルヴァザガスクレーター)」もありますよ!
「キジル」は赤、「クム」はさっきと同じで「砂」。つまり「赤い砂漠」。カザフスタンとウズベキスタンにまたがるこの砂漠は、なんと面積が30万平方キロ以上。日本がまるごとすっぽり入るサイズです。
カザフスタン中部に広がるこの砂漠、他の3つほど有名じゃないけど、乾燥草原と砂地が混ざったような独特の景観が魅力。旧ソ連時代にはここで核実験も行われていたという、ちょっとシビアな一面もあります。
ここはちょっと例外で、中央アジアの定義によっては含まれない場合もあるんですが、ウイグル自治区に広がるこの砂漠も重要。世界でも有数の「純砂砂漠」で、人を寄せつけない厳しさを持ちつつ、かつてはシルクロードの要衝でもありました。
中央アジアの砂漠って、どこも「ただの不毛地帯」ってわけじゃなくて、それぞれの場所にしかない歴史や文化、地形のドラマがあるんです。中央アジアの4大砂漠は、それぞれ独自の「色」と「物語」を持った地形なんだって思ってもらえたらうれしいです。世界地図を広げたときに「ここ、キジルクムかも?」なんて思えたら、地理ってぐっと楽しくなりますよ!